カメラが仕事になった日

カメラ

こんにちは、道草手帖です🌿

Canon 5D Mark IVを迎えてから、少しずつ「趣味として好きだった写真」を、仕事として向き合ってみたいと思うようになりました。

当時、私は20代後半。

30になるまでに仕事として写真を撮れるようになりたい。

「挑戦するなら今しかない。」

そんな気持ちが、日に日に大きくなっていったんです。

もちろん、不安はありました。

本当に仕事になるのかな。

生活していけるのかな。

そんな心配もたくさんありました。

でも、その不安と同じくらい、

「この先にはどんな景色が待っているんだろう。」

というワクワクもあったんです。

私は昔から、

「やらない後悔は、一生引きずる。でも、やってダメなら諦めもつく。」

そんな性格でした。

だから思い切って会社を辞め、新しい一歩を踏み出すことにしました。

広告写真や家族写真スタジオで経験を積みながら、自分でもフリーランスとして出張撮影を始めました。

初めて仕事でシャッターを切った日

初めてお仕事として撮影したのは、整骨院のオープン撮影でした。

依頼をいただいた時は、本当に嬉しかった反面、不安もいっぱいでした。

どんな写真が必要なんだろう。

どんな構図なら喜んでもらえるんだろう。

お客様が撮影中に困らないようにするには、どう声を掛ければいいんだろう。

そんなことを考えながら、たくさんの整骨院のホームページを見て、写真の構図やポージングを必死に勉強しました(笑)。

撮影当日も、内心はドキドキ。

緊張でいっぱいでした。

でも、お客様まで不安になってしまったらいけない。

そう思って、なるべく堂々と。

「ではこんな感じのポーズしながらお願いします!」

なんて、少しだけベテランっぽく振る舞っていた気がします(笑)。

今思い返すと、きっと必死だったんでしょうね。

でも、その日シャッターを切るたびに

少しずつその場所で生まれる信頼関係みたいなものを感じました。

趣味とは違う楽しさ

趣味で写真を撮っていた頃は、

「自分の好きなように、好きなものを撮る。」

それが一番楽しい時間でした。

でも、仕事としてカメラを持つようになると、求められるものは全く違いました。

広告撮影では、ライティングや写真の基礎を学びながら、

「この商品の魅力は何だろう。」

「どう撮れば、お客様に伝わるだろう。」

「クライアントに喜んでもらうにはどうしたらいいだろう。」

そんなことを考えながら、一枚の写真を作り上げる面白さを知りました。

一方で、家族写真や子どもの撮影には、また違う難しさがあります。

ただ綺麗に撮るだけではなく、自然な笑顔を引き出すこと。

まずは子どもに心を開いてもらうこと。

自分が思い描く構図の中で、子どもたちの興味を惹きながら、その一瞬を逃さずに残すこと。

時には一緒に遊び、時には全力で変顔をしながら(笑)。

撮影そのものだけではなく、「この時間が楽しかった」と思ってもらえる空気を作ることも、大切な仕事でした。

もちろん、大変なこともたくさんありました。

思うように撮れず落ち込む日もありました。

でも、それ以上に、カメラを通して出会えた人たちや、経験できたことの方が、ずっと大きな財産になっています。

あの日の「すごい」が、今につながっている

学生時代、友人のお父さんが持ってきてくれた一台のカメラ。

その写真を見て、「写真ってこんなにすごいんだ。」と感動した日。

まさか、その気持ちが仕事へとつながるなんて、当時は想像もしていませんでした。

好きだから続けられたこと。

好きだから学び続けられたこと。

好きだったからこそ、人との出会いにも恵まれました。

カメラは今でも、たくさんの景色や思い出を運んできてくれる、大切な相棒です。

これからも、ゆっくりと。

しっかりと。

時には道草をしながら。

そんな自分らしいペースで、写真を楽しみ続けていけたらと思っています📷🌿

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